カップルで同棲するのにおすすめの間取りは?
同棲にあたり、間取り選びのポイントを知りたい
結論、カップルの同棲生活に適したおすすめの間取りは、次の5つです。
- 1LDK
- 2DK
- 2LDK
- 3DK
- 3LDK
ただし、カップルの特徴によってマッチした間取りは異なるので、見極めが肝心といえるでしょう。
本記事では、同棲を検討しているカップルに向けて、おすすめの間取りや間取りごとの特徴、間取り選びのポイントを解説しています。
同棲カップルにおすすめの間取りは1LDKから3LDKの広さ
同棲を始めるカップルにとって、間取り選びは新生活への第一歩となります。同棲におすすめの間取りは、次の5つです。
- 1LDK
- 2DK
- 2LDK
- 3DK
- 3LDK
1Rや1K、1DKのような間取りは、基本的に一人暮らしを想定して作られています。部屋が狭く、荷物もたくさん入らないので同棲には不向きです。
一方で、1LDK以上の間取りは部屋も広くなり、お互いのプライベート空間も確保しやすいでしょう。ふたりで住んでも圧迫感がありません。
1LDKがカップルの同棲におすすめな理由とデメリット
1LDKは、リビング・ダイニング・キッチン(LDK)と寝室から成る間取りです。
ここでは、1LDKが同棲におすすめな理由や同棲するうえでのデメリットを解説します。
1LDKが同棲におすすめな理由
1LDKは、生活環境にメリハリがほしいカップルにぴったりの間取りです。
リビングと寝室がしっかり分かれているので、食事やテレビなどでリラックスできる空間と、寝るのための空間を分けられます。
1LDKで同棲するデメリット
一方で、1LDKにはデメリットもあります。
個室がひとつしかないため、自分だけの完全なプライベート空間がほしい場合には物足りなく感じるでしょう。
また、収納スペースが限られていることが多く、荷物が多いカップルにとって少し手狭に感じられるかもしれません。
引っ越しの際には、荷物の量を見直して必要最低限にまとめる工夫が必要です。
2DKが同棲におすすめな理由とデメリット
つづいて、2DKが同棲におすすめな理由と同棲するうえでのデメリットを紹介します。2DKには、ダイニングキッチンと2つの居室があります。
2DKが同棲におすすめな理由
2DKは、ふたりの生活に合わせやすい間取りです。
個室が2つあるので、自分とパートナーはそれぞれの部屋をもてます。趣味や仕事の時間に集中したい人にとっては、非常に便利だといえるでしょう。
さらに、同じ広さの1LDKと比べると家賃が抑えられる傾向にあるので、コスト面においてもメリットがあります。
2DKで同棲するデメリット
2DKは間取り上、リビングスペースがありません。ゆっくりくつろいだり、友人を招いたりするのには少し不便に感じられるでしょう。
また、部屋数が多いので、掃除や整理などの家事の手間も増えてしまいます。
しかし、プライバシーや収納スペースを重視するカップルには、おすすめの間取りです。
2LDKが同棲におすすめな理由とデメリット
次に、2LDKがおすすめな理由とデメリットを紹介していきます。2LDKは、リビング・ダイニング・キッチンと居室2部屋から成る間取りです。
2LDKが同棲におすすめな理由
2LDKは、これから新たに同棲生活をスタートするカップルには理想的な間取りです。
ふたつの個室と広々としたリビング・ダイニングがあるため、居住空間にゆとりが生まれます。
また、各自が個室をもてるので、プライベートな時間も確保しやすく、ストレスの少ない共同生活が実現できるでしょう。
2LDKで同棲するデメリット
2LDKで同棲する際のデメリットは、以下のとおりです。
- 家賃が高くなる傾向がある
- 掃除やメンテナンスに手間がかかる
- ファミリー層が多いため隣人の生活音が気になりやすい
特に家賃が高くなる点については、同棲を控えるカップルにとって大きなデメリットに感じられるのではないでしょうか。
以下の表は、渋谷区での間取り別の家賃相場です。
間取り | 家賃相場 |
---|---|
1LDK | 24万円 |
2DK | 15.5万円 |
2LDK | 41.5万円 |
1LDKと比べて2LDKの家賃相場は1.7倍以上であることがわかります。
2LDKでの同棲を考えているのであれば、家賃が高くなりやすい点を頭に入れておきましょう。
3DKが同棲におすすめな理由とデメリット
3DKとは、3つの居室とダイニング・キッチンがある間取りです。同棲するうえでのメリットとデメリットを紹介します。
3DKが同棲におすすめな理由
3DKは、ダイニングキッチンと3つの独立した居室がある間取りです。友人や家族が頻繁に遊びに来たときに、余った部屋をゲストルームとして活用できます。
部屋がたくさんあることで、精神的にもゆとりをもって生活ができるのも魅力です。
3DKで同棲するデメリット
3DKにはリビングがないため、ダイニングキッチンが共有スペースになります。
物が多かったり、家具が大きかったりすると、唯一の共有空間が狭く感じる場合もあるでしょう。
ただし、個室のうちの1つをリビングとして使えば、ふたりの距離感はグッと縮まるでしょう。
3LDKが同棲におすすめな理由とデメリット
最後に、3LDKが同棲におすすめな理由や同棲するデメリットを紹介します。3LDKはリビング・ダイニング・キッチンと3つの個室から成る間取りです。
3LDKが同棲におすすめな理由
3LDKならゆとりのあるリビングで、のんびり過ごしたり、趣味を楽しんだりと自由度の高い生活が送れるでしょう。
個室が3つあるため、将来的に結婚したり家族が増えたりした場合でも、ライフスタイルの変化に柔軟に対応できます。
3LDKで同棲するデメリット
3LDKではゆとりのある生活ができる一方で、デメリットもあります。具体的には次のとおりです。
- 家賃や光熱費が高くなりがち
- 掃除の手間がかかる
- 部屋が余る可能性がある
特に、ミニマリストのような人であれば、部屋が使いきれずにもったいない可能性があります。
広さがある分、家賃や光熱費などのランニングコストがかかる点もデメリットです。
同棲でカップルが間取りを選ぶときの5つのポイント
同棲するカップルが間取りを選ぶ際は、次のポイントを押さえましょう。
- 部屋数とプライバシー
- 広さと収納スペース
- ライフスタイル
- 家賃
- 将来の計画性
それぞれくわしく解説します。
部屋数とプライバシー
同棲の間取りを選ぶ際に、部屋数やプライベートスペースが確保できるかどうかは重要です。
お互いの生活リズムが異なっていたり、どちらかが在宅勤務していたりする場合、個室があると生活のバランスを保ちやすくなります。
部屋の数が多いと、その分家賃は上がるかもしれません。しかし、快適な同棲生活には、プライバシーが守られるのが大切です。
自分たちにとって、どのくらいのスペースが必要なのかを事前に話し合ってみてください。
広さと収納スペース
カップルの同棲には、部屋の広さと収納スペースもポイントになります。
国土交通省が定めた「住生活基本計画における『水準』について」によると、二人暮らしに必要な最低限の広さは30平米とされています。
ゆとりをもって暮らしたい場合には55~75平米の物件を選ぶと良いでしょう。
同棲生活が始まると、想像以上に物が増える可能性があります。
物件選びの際に広さと収納のバランスを考えておくと、快適な暮らしが実現できるでしょう。
ライフスタイル
ライフスタイルも、間取り選びには必須の要素です。カップルの生活スタイルや特徴によって、向いている間取りは異なります。
以下に、カップルの特徴ごとのおすすめの間取りをまとめました。
カップルのライフスタイル | おすすめの間取り | ポイント |
---|---|---|
趣味を一緒に楽しむことが多い | 1LDK | リビングで趣味や食事を楽しむ時間が増え、絆が深まりやすい |
在宅勤務や趣味に集中する時間を重視する | 2LDK | 趣味や仕事に個室を活用することで、お互いのペースを尊重しながら生活できる |
整理整頓や収納を重視し、すっきりした暮らしを求める | 1LDKまたは2LDK | 趣味の道具や季節用品を片付けやすく、家全体が快適な空間を保てる |
間取り選びには、お互いのライフスタイルを参考にしてみてください。
家賃
同棲生活にかかる家賃は、ふたりの収入に見合った範囲に設定しましょう。
以下は、ふたり合わせた月収が30万円の場合の家賃比較です。
手取りの20%の家賃 | 手取りの25%の家賃 |
60,000円 | 75,000円 |
万が一、世帯収入の25%を超えると、生活費が赤字になったり、貯金がたまりにくかったりする可能性があります。
ただし、家賃だけでなく、通勤や日常生活の利便性についても考慮しましょう。
通勤に時間がかかったり、生活に必要な施設が遠かったりする物件では、のちのちストレスになるケースもあります。
将来の計画性
将来のふたりの生活を予想しながら、間取りを選ぶのが大切です。特に結婚を考えているカップルは、子育ての可能性も視野に入れると良いでしょう。
現状の快適さはもちろん、数年後の生活スタイルの変化にも柔軟に対応できる間取りを選べば、引っ越しの手間や費用も節約できるでしょう。
1LDKに適したカップルの特徴
1LDKでは8畳以上あるスペースを活かして、家具の配置やインテリアを楽しめます。1LDKでの同棲に適したカップルは以下のとおりです。
- 一緒に過ごす時間を重視している
- プライベートな空間が必要ない
- 少しでも家賃を抑えたい
- すぐには結婚する予定がない
- 荷物が少ない
順番に解説していきます。
一緒に過ごす時間を重視している
1LDKは、ふたりでずっと一緒に過ごしたいカップルにぴったりの間取りです。
リビングと寝室が近接しているため、同じ空間で過ごす時間が自然に増えていきます。
食事後の会話や、テレビを見ながらくつろぐ時間など、何気ない日常を共有できるでしょう。
ただし、プライベートな空間は限られるので、生活リズムが合うのが条件です。
プライベートな空間が必要ない
1LDKならふたりで映画を楽しんだり、ゲームで盛り上がったりと、同じ空間で過ごす時間を楽しめます。
また、起床や就寝の時間が近いように、生活リズムが似ているカップルには居心地のよい間取りでしょう。
一方で、個室が少ないため、お互いの距離感には気を配る必要があります。
ふたり一緒にいることを心地よく感じ、自然体で過ごせるカップルには魅力的な間取りです。
少しでも家賃を抑えたい
家計に優しく快適な暮らしを実現したいなら、1LDKがおすすめです。
2LDKや3LDKと比べて家賃が抑えられるため、予算を節約しながらも、ゆとりある空間で過ごせます。
以下の表は渋谷区の家賃相場を間取りごとにまとめたものです。
間取り | 家賃相場 |
---|---|
1LDK | 24万円 |
2DK | 15.5万円 |
2LDK | 41.5万円 |
将来、結婚や出産などのライフイベントにはお金がかかります。
大きなイベントの前に少しでも貯金をしたい、無理のない範囲で心地よい暮らしを実現したいカップルにおすすめの間取りといえます。
すぐには結婚する予定がない
結婚を予定していないカップルにも、1LDKの間取りは向いています。
1LDKは部屋数が少なく、カップルが一緒に多く過ごせる特徴があります。
一方で、子どもが生まれた場合は、ベビーベッドの設置や育児グッズの収納が必要です。
1LDKでは手狭に感じ、引っ越しを検討しなければならないかもしれません。
現時点での暮らしを楽しみたいカップルにとって、1LDKはベストな選択といえます。
荷物が少ない
1LDKは、シンプルな暮らしを好むカップルにぴったりの間取りです。
洋服や家具を厳選して暮らすミニマリスト志向であれば、特に向いているでしょう。
反対に、荷物が多いカップルは、クローゼットや収納棚が不足してしまい、部屋が散らかりやすくなるかもしれません。
結果的に、ストレスを感じる原因になってしまいます。
荷物が多いのであれば、1LDKではなく、2LDK以上の広い間取りも選択肢に入れましょう。
2DK/2LDK/3DK/3LDKに適したカップルの特徴
2DK〜3LDKは広さを活かして、さまざまな使い方ができます。2DK〜3LDKの間取りが適したカップルの特徴は以下のとおりです。
- 趣味が違う
- 生活リズムが違う
- 荷物が多い
- 在宅ワークがメインである
順番に解説していきます。
趣味が違う
1つ目の特徴は、異なる趣味をもつカップルです。2DK以上の間取りであれば、部屋数が多く、自分のプライペート空間をもてるようになります。
自分だけの部屋があれば、たとえお互いの趣味が違っていても、干渉することなくストレスに感じにくいでしょう。
趣味が違っている場合に、自分だけの空間でできることの例は次のとおりです。
- ギターを弾く
- 観葉植物を置く
- パソコンのオンラインゲームをする
パートナーに興味がなければ、これらを同じ空間でされると、苦痛に感じる可能性があります。
趣味が違うカップルが同棲を考えるのであれば、2DK以上の間取りを検討してみてください。
生活リズムが違う
2DK以上の間取りは、異なる生活リズムのカップルにおすすめです。
片方が夜勤で深夜に帰宅し、もう片方が早朝から仕事という場合でも、個室があればお互いを起こさずに済みます。
準備や身支度も別々の部屋でできるため、相手に気を遣わずに済むでしょう。特にシフト勤務の人は、休日が不規則になりがちです。
自分の部屋でゆっくり過ごせるので、ストレスなく自分のペースで生活できます。
荷物が多い
2DK以上の間取りは、荷物の多いカップルに適した住まいです。
部屋数が多く、クローゼットがついている物件が多いため、持ち物が多くてもすっきり収納できます。
ファッションが好きで季節ごとの衣類が増えるカップルや、旅行が好きで思い出をたくさん形に残したいカップルは荷物が多くなりがちでしょう。
ただし、いくら収納スペースがあっても、肝心な荷物を適切にしまわなければ、快適な空間には程遠いです。
きちんと収納できていれば、いつも整理整頓された空間になり、快適に暮らせます。
在宅ワークがメインである
2LDKや3LDKは、リモートワークの多いカップルにも最適な間取りです。
それぞれが個室で仕事に集中できるため、オンライン会議の声も気にせずに過ごせます。
仕事とプライベートの空間も分けられるので、メリハリの効いた生活が実現できます。
在宅ワークがメインのカップルは2DK以上の間取りを検討してみてください。
カップルで同棲するための間取りを探しているならでふ兄不動産へ
同棲は、ふたりのライフスタイルに合う間取りを選ぶことから始まります。
間取りにはそれぞれ異なる魅力があり、趣味や生活リズム、荷物の量に合わせて最適な選択ができるでしょう。
でふ兄不動産は、毎月1,500名以上のお客様からご相談をいただき、その半数以上が同棲を希望するカップルです。
これまで300件以上の成約実績があるので、豊富な経験と知見をもったプロの目線から、同棲カップルに適した間取りを提案できます。
また、賃貸契約にかかる初期費用もなるべくかからないような提案もしており、最大で15万円ほど安くできる可能性もあります。
でふ兄不動産が、ふたりの新生活を全力でサポートします。
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