賃貸の初期費用は値下げ交渉できる?
交渉するための具体的な方法を知りたい
実は、賃貸の初期費用は交渉次第で値下げしてもらえます。不動産会社と交渉するタイミングを見計らって話し合ってみるのがコツです。
本記事では、交渉時のポイントや注意点について解説するので、初期費用をなるべく抑えたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
なお、当記事を解説するでふ兄不動産では、初期費用の中に不要なオプションを含めずに提案しているので、予算を大幅に抑えた見積もりが可能です。
賃貸の初期費用を値下げ交渉する2つの方法
賃貸の初期費用を交渉するときは、以下の2つの方法でおこないましょう。
- 対面・電話
- メール
それぞれくわしく解説します。
対面・電話
実際に相手の反応を見ながら交渉したい方は、対面や電話で交渉してみましょう。
具体的なメリットやデメリットは以下のとおりです。
- すぐに返事をもらえる
- 相手の反応を見られる
- こちらの雰囲気や人間性が伝わりやすい
- 相手のペースに乗せられる可能性がある
- 話下手な人には不利
一方で、話すのが苦手な人であれば、うまく交渉できずに希望額まで値下げできないリスクもあります。
メール
メールで値下げ交渉する方法もあります。具体的なメリット・デメリットは以下のとおりです。
- 内容をまとめて相手に伝えられる
- 交渉の内容や履歴がテキストで残る
- 口頭よりも心理的な負担が軽い
- やりとりに時間がかかる
- 内容がうまく伝わらない可能性がある
メールは口頭での交渉に慣れていなくても、チャレンジしやすいのが魅力です。
メールでも成功しやすい交渉の例文は、以下の記事でも解説しています。ぜひチェックしてみてください。
賃貸の初期費用の相場
賃貸の初期費用の相場は、家賃の5~7倍が目安です。
仮に家賃が5万円の場合、初期費用は25~35万円になる旨を覚えておきましょう。
敷金・礼金や仲介手数料は家賃の「〇ヵ月分」と決められているため、費用が高くなるほど負担が重くなります。
賃貸の初期費用の相場については、以下の記事で内訳を解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
賃貸の初期費用を交渉するときの3つのポイント
賃貸の初期費用を交渉するには、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。
- 契約の意思を明らかにする
- 誠実な態度で接する
- 相見積もりを取る
これらを押さえておけば、交渉が成功しやすくなります。
契約の意思を明らかにする
初期費用を交渉するときは「交渉に応じてもらえるなら入居する」との意思を示しましょう。
契約の意思が見えないと交渉に応じてもらいにくい以前に、そもそも不動産会社に取り合ってもらえないかもしれません。
ただし、確実に言い切ってしまうと、万が一入居しなかった場合に信頼を落とす可能性があります。
値下げすれば、契約する可能性が高い旨を匂わすのがコツです。
誠実な態度で接する
初期費用は周辺の賃貸の相場をもとに決められていることもあるため、相場よりも値下げしにくいのが現状です。
不動産会社の事情にも配慮し、仮に初期費用の値下げに応じてもらえなくても、横柄な態度を取らないようにしてください。
失礼な態度を取ると入居審査に悪影響を及ぼす可能性があり、希望する物件に入居できないケースもあります。
相見積もりを取る
他の不動産会社から相見積もりを取っておけば、物件の相場を把握できます。
話し合いを進めやすくなり、具体的な金額を伝えられるので、交渉を有利に進められるでしょう。
ただし、他社の見積書をそのまま見せるのは良くないので、注意が必要です。
見積もりの内容を他社に伝えるときに、気をつけるべきポイントや生じるリスクについては、以下の記事でもくわしく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
初期費用の中で交渉しやすい6つの項目
初期費用の中でも交渉しやすい項目は6つあります。
- 敷金・礼金
- 前家賃
- 仲介手数料
- 火災保険料
- 鍵の交換費用
- クリーニング費用
それぞれにかかる費用や交渉のポイントなどは、以下の記事でくわしく解説しています。こちらも合わせてご覧ください。
賃貸の初期費用を交渉しやすいタイミング
初期費用の値下げ交渉には、タイミングの見極めも欠かせません。おすすめのタイミングは次のとおりです。
- 契約を結ぶ前
- 不動産会社の閑散期
タイミングを見極めることで、交渉がグッと成立しやすくなります。
契約を結ぶ前
賃貸の初期費用を交渉するのは、契約を結ぶ前が基本です。
見積書も作り直さなければならないため、さらに時間がかかってしまいます。
交渉を成功させたいなら、契約を結ぶ前に済ませましょう。
不動産会社の閑散期
閑散期である6〜8月は入居者が集まりにくいため、交渉に応じてもらいやすいタイミングです。
引っ越しの時期をずらせるのであれば、閑散期を狙ってみてください。
賃貸の初期費用を交渉するときの3つの注意点
賃貸の初期費用を交渉するときは、以下の3点に気をつけましょう。
- 信用が下がるリスクがある
- 契約までに時間がかかる
- 繁忙期に交渉するのは難しい
順番に解説していきます。
信用が下がるリスクがある
最初の注意点は、信用が下がるリスクがある点です。
交渉はうまくいけば費用を抑えられる一方で、交渉の仕方によっては信用を失ってしまうかもしれません。
一般的に、良くないとされる交渉の仕方は次のとおりです。
- しつこく交渉する
- 急に態度を変える
自分勝手な交渉だと信用が下がり、入居後にトラブルを起こすのではないかと考えられるため、審査にも通りにくくなるでしょう。
初期費用の交渉をするときは、相手方の事情にも配慮し、誠実で丁寧な対応を心がけるのがポイントです。
契約までに時間がかかる
初期費用の交渉はスムーズに進むものではなく、契約までに時間がかかってしまいます。
すぐに引っ越したい場合、交渉するのは難しいかもしれません。
初期費用を節約したい場合は、スケジュールに余裕をもって不動産会社に行くのがポイントです。
初期費用の交渉をするのであれば、1ヵ月以上前に不動産会社に相談するのがおすすめです。
繁忙期に交渉するのは難しい
不動産会社の繁忙期である1~4月は、交渉に応じなくても入居者が集まるため、値下げしてもらいにくい可能性があります。
ただし、閑散期は初期費用の値下げ交渉に応じてでも、入居者を集めたいのが不動産会社の本音です。
交渉は比較的成立しやすいでしょう。
賃貸の初期費用を値下げ交渉してお得に物件を契約しよう
賃貸の初期費用は値下げ交渉できるので、高いと感じる場合は不動産会社と話し合ってみましょう。
ただし、契約の意思を明らかにしないと冷やかしだとみなされて、交渉に応じてもらえないケースもあります。
交渉方法には、電話や対面以外にも、メールですることも可能です。自分に合った方法で交渉してみてください。
でふ兄不動産では、初期費用に不要な項目を含めずに見積書を作成するため、大幅に費用を抑えられます。
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