同棲はいつから始める?交際期間の目安と決め手になる3つのきっかけ

「同棲はいつから始めるの?」という問題ですが、CHINTAIが同棲経験者400人に実施した調査によると、交際半年〜1年が最多でした。

ただし、2人を動かしているのは交際期間の長さだけではありません。

家賃の負担や賃貸の更新時期といった住まいの事情が、同棲へ踏み出すきっかけになっているケースも多くあります。

それでも、自分たちのタイミングが早すぎないかは気になるところです。Yahoo!知恵袋にも、同棲を始める時期に迷っているという投稿が見られます。

迷いの正体は、何を基準に決めればいいのかがわからない部分です。判断の軸さえ押さえれば、時期は自分たちで選べます。

そこで本記事では、同棲を始める時期の目安と動き出すきっかけ、始める前に決めておきたいことを順番に解説します。

目次

同棲を始める時期は交際半年〜1年が目安

同棲を始める時期は、交際半年〜1年が目安のひとつです。同棲経験者への調査では、この時期に始めた人が4人に1人を占めています。

まずは、調査データから同棲を始める時期の実態を確認していきます。具体的には、次の4点です。

同祭を始める時期の実態
  • 交際半年〜1年未満が25%で最多
  • 交際1年以上で始める人も4割超いる
  • 結婚した人の62.2%は結婚前に同棲している
  • 20代後半の同棲経験は1割程度

順番に見ていきましょう。

交際半年〜1年未満が25%で最多

交際から同棲までの期間は、半年以上〜1年未満が25%で最多となっています。

CHINTAIが同棲経験者400人に実施した調査の結果です。

半年未満で始めた人から1年以上かけた人まで、交際期間の分布を表にまとめました。

交際期間割合
1ヵ月未満3.5%
1〜3ヵ月11.8%
3ヵ月〜半年15.3%
半年以上〜1年未満25%
1年以上44.4%

半年未満で始めたカップルを合計すると3割ほどになり、交際して間もない時期に同棲へ進む人も一定数います。

同棲を始めるまでの交際期間に、決まった正解はありません。

交際3ヵ月で同棲するカップルもいれば、3年以上たってから始めるカップルもいます。

まわりと比べて早いか遅いかを気にするより、2人の状況に合う時期かどうかで判断してみてください。

交際1年以上で始める人も4割超いる

交際が1年を超えていても、同棲を始めるのが遅いわけではありません。

CHINTAIの調査では、交際1年未満で同棲を始めた人は合計55.6%でした。

一方で、交際1年以上かけてから同棲を始めた人が約4割います。

同棲までの期間は半年〜1年に集まりつつも、1年以上の層まで幅広く分かれています。

交際期間の長さを基準に焦る必要はなく、準備が整った時点が2人にとって動き出すタイミングです。

結婚した人の62.2%は結婚前に同棲している

結婚を意識しているなら、同棲は結婚前の準備期間として位置づけられます。

ソニー生命の「20代・30代共働き夫婦の生活意識調査2025」によると、結婚前に同棲していた人は62.2%にのぼります。

同棲期間の平均は約8ヵ月で、1年前後で結婚へ進むカップルが多い結果でした。

結婚した夫婦の6割超が同棲を経験しており、同棲は結婚へ向かう一般的なステップといえます。

入籍前に、生活を合わせておく期間としておすすめです。

同棲経験のある20代後半は1割程度

身近に同棲中のカップルがいないのは、データ上は気にするほどではない状態です。

第16回出生動向基本調査では、20代後半の同棲経験は男性10.9%・女性12.9%となっています。

ここでの同棲経験は「以前はあるが現在はしていない」と「現在している」を合わせた割合です。18〜34歳の未婚者全体で見ると、男性6.4%・女性8.2%まで下がります。

「同棲経験のある未婚者は1割強」と「結婚した人の6割は同棲していた」は、並べると食い違って見えます。

ただし1割強は未婚者に占める経験割合、6割は既婚者の経験であり、見ている対象が違うだけで矛盾はありません。

身近に同棲中の友人がいないのは、未婚者全体で見れば自然な状態です。

友人の状況を基準にして、自分たちが早いと判断する必要はありません。

同棲を始める4つのきっかけ

同棲へ動き出すきっかけは、気持ちの変化とお金や住まいの事情に大きく分かれます。

LIFULL HOME’Sが同棲経験者481人に実施した調査から、挙がったきっかけを表にまとめました。

きっかけ割合
結婚を意識するようになった31.6%
とにかく常に一緒にいたかった26.8%
家賃がもったいないと思った18.1%
実家から出たかった11.4%
家賃の支払いが苦しかった10.6%
賃貸の更新時期が近づいていた9.1%
お互いの職場/学校が近かった7.5%
彼氏/彼女が転勤となった4.8%

ここからは、住まいや費用の判断に関わる4つのきっかけを確認していきます。

結婚を意識するようになった

きっかけの1位は「結婚を意識するようになった」で、31.6%を占めています。

2位は「とにかく常に一緒にいたかった」で26.8%と、気持ちの変化を挙げる人も目立ちました。

上位2つは気持ちの変化ですが、結婚を前提にする場合は進める順番が変わります。

物件を探し始める前に、親への挨拶や入籍時期の相談を済ませておきましょう。

順番を逆にすると住まいの話だけが先に進み、結婚の話が後回しになってしまう可能性があります。

家賃がもったいないと感じた

同じ調査では「家賃がもったいないと思った」が18.1%、「家賃の支払いが苦しかった」が10.6%となっています。

合わせると3割近くが、お金の負担を理由に同棲へ動いていることになります。

2人分の家賃を1つにまとめられる点が、同棲を後押しする理由になっているためです。

「実家から出たかった」も11.4%あり、住まいを変えたい気持ちがきっかけになるケースも見られます。

家賃をきっかけにするなら、2人の合計家賃より新居の家賃が下がる条件かを先に確認してみてください。

条件を満たしていれば、住み始めたあとに負担が軽くなった実感を得られるでしょう。

賃貸の更新時期が近づいていた

「賃貸の更新時期が近づいていた」をきっかけに挙げた人は9.1%います。

更新料を払う前に動けば、更新料と初期費用の出費が重なりません。

どちらかの更新月の3〜4ヵ月前から物件を探し始めると、余裕をもって切り替えられます。

更新月は、自分たちで引っ越し時期を選べる数少ない機会です。

更新料を払わずに済むぶん、費用も抑えられます。

転勤や職場の場所がきっかけになった

彼氏や彼女の転勤を挙げた人は4.8%、お互いの職場や学校が近かったと答えた人は7.5%となっています。

勤務先が変わる時期は、2人の職場からの距離を基準に住むエリアを決め直せるチャンスです。

さらに、引っ越しが決まっている側の異動時期に合わせれば、2人の引っ越しを1回にまとめられます。

辞令が出てから物件を決めるまでは1〜2ヵ月しかないため、内示の段階で同棲の話を始めておきましょう。

同棲を始めるベストタイミングの判断基準

同棲を始めるタイミングは、交際期間の長さではなく準備の進み具合で判断できます。

判断の軸になるのは、次の4点です。

同棲を始める判断基準4選
  • 交際期間より「準備が整っているか」で判断する
  • 結婚を前提にするかを話し合えているか
  • 初期費用と当面の生活費を用意できているか
  • 相手の生活リズムを把握できているか

それぞれくわしく見ていきましょう。

交際期間より準備が整っているか

交際1年前後を目安に挙げる情報は多いものの、何ヵ月なら適切という基準はありません。

判断材料になるのは、次の3点です。

  • 結婚に対する考え方
  • お金
  • 生活リズム

この3点を2人で話し合えていれば、交際半年でも1年半でも同棲へ進めます。

逆に交際3年でもお金の話ができていなければ、同居後にすれ違いが起こりやすくなります。

大切なのは交際期間の長さではなく、3点をどこまで具体的に決められているかです。

結婚を前提にするかを話し合えているか

同棲を始める人の多くが挙げるきっかけは「結婚を意識するようになった」であり、同棲は結婚前の準備期間になりやすい位置づけです。

だからこそ、結婚を前提にするかどうかを先に話し合っておくと、目的をはっきりさせたまま同棲を進められます。

「2年住んだら入籍する」のように期限を決めておけば、入籍の判断を先延ばしにせずに済みます。

一方で、結婚の話をしないまま同棲を始めると、住まいだけが変わって関係が動かない状態が続きます。

初期費用と当面の生活費を用意できているか

家賃10万円の物件なら初期費用の総額は50〜100万円が目安で、折半すると1人あたり25〜50万円です。

貯金が足りないまま始めると、家具家電を妥協して選び、あとから買い直しになりやすくなります。

さらに、初期費用を払った時点で貯金が尽きると、同棲を始めた直後から生活費の心配が続く状態です。

そのため、引っ越し後も3ヵ月分の生活費を残せるかが、無理のない判断の目安になります。

相手の生活リズムを把握できているか

お互いの家に泊まる頻度が増えていれば、起床時間や在宅時間のズレを事前に確認できます。

生活リズムのズレは同居後に毎日積み重なるため、住み始める前に把握しておくと衝突を減らせます。

反対に、就職や転職の直後や、どちらかが乗り気でないタイミングは避けましょう。

生活が落ち着いていない時期に環境まで変えると、2人とも余裕を失いやすくなるためです。

賃貸の更新時期が近いという理由だけで決めると、準備が整わないまま同棲が始まるため注意が必要です。

同棲を始める前に決めておく3つの事前準備

同棲を始める前に決めておきたいのは、お金と住むエリア、そして生活のルールです。

先に決めておくと、物件探しの条件がはっきりして、同居後の話し合いも減らせます。具体的には、次の3点です。

同棲を始めるまでに決めておくこと
  • 生活費の分け方を決めておく
  • 通勤時間と生活圏の条件をすり合わせる
  • 家事分担と来客のルールを決めておく

ひとつずつ確認していきます。

生活費の分け方を決める

生活費の分担は、完全折半・収入比・費目別のいずれかで決めるのが一般的です。

3つの分け方の内容を表にまとめました。

分け方内容
完全折半生活費の合計を2人で半分ずつ負担する
収入比収入の割合に応じて負担する金額を変える
費目別家賃は一方、食費や光熱費はもう一方といったように費目で分ける

収入に差がある2人なら収入比、負担額をわかりやすくしたいなら完全折半が向いています。

あわせて、共同の口座を作るかどうかも先に決めておきましょう。

毎月の精算にかかる手間が減ります。分け方と口座の扱いが決まっていれば、同棲後にお金の話でぶつかる回数を抑えられます。

通勤時間と生活圏の条件をすり合わせる

2人の職場からの距離をどう折り合わせるかは、物件を探す前に決めておきましょう。

どちらか一方の通勤時間だけが延びると、同棲後の不満につながりやすくなります。

スーパーや駅、病院など、日常的に使う施設の条件もすり合わせの対象です。

決めておくと、内見で見るべき場所が定まります。

通勤時間の上限を数字で決めておけば、2人の意見が割れたときもエリアの候補を絞り込めます。

家事分担と来客のルールを決める

家事の分担は、担当制にするか気づいた人がやる形にするかを決めておきます。

担当を決めないまま始めると、どちらかに負担が偏ったときに話し合いを切り出しにくくなります。

来客の頻度や在宅時間の過ごし方など、生活リズムに関わることも先に話し合っておきましょう。

賃貸契約の名義をどちらにするかも、入居前に決めておく項目です。

契約の手続きに入る前に決めておくと、申し込みの段階で慌てずに済みます。

同棲をスムーズに始める3つのコツ

同棲の準備は、話し合いから物件探し、契約という順番で進めるとスムーズに進みます。

進め方のコツは、次の3点です。

同棲をスムーズに始める3つのコツ
  • 話し合いは物件探しの前に済ませる
  • 物件探しは条件の優先順位から決める
  • 初期費用は交渉できる項目から抑える

それぞれ確認していきます。

話し合いは物件探しの前に済ませる

物件を探し始める前に決めておきたいのは、次の3点です。

  • 生活費の分け方
  • 家事の分担
  • 来客や在宅時間のルール

条件が決まっていないと予算も間取りも定まらず、内見の判断がぶれます。

話し合った内容は、メモに残しておくのがおすすめです。

あとから確認しやすくなります。

3点が決まっていれば、家賃の上限も間取りの条件も定まり、内見でその場で判断できます。

物件探しは条件の優先順位から決める

譲れない条件と妥協できる条件を分けてから探し始めましょう。

家賃と広さ、通勤時間のすべてを満たす物件は限られるため、優先順位がないと候補を絞り込めません。

たとえば「家賃は12万円まで、駅徒歩は10分以内、広さは譲る」のように順位をつけておけば、内見でその場で判断できます。

2人で優先順位が違う場合は、内見前にすり合わせておきましょう。

条件に順位をつけておくことが、物件探しを長引かせないコツです。

初期費用は交渉できる項目から抑える

敷金や礼金、仲介手数料など、交渉やキャンペーンで削れる項目があります。

契約の前には、見積もりの内訳を必ず確認しておきましょう。

総額だけを見て判断すると、任意で外せる項目が含まれていても気づけません。

初めての物件探しで内訳の妥当性を判断するのは簡単ではありません。

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同棲を始める時期は準備が整ったかで決めよう

同棲を始める時期に決まりはなく、交際半年〜1年で始めたカップルが25%と最多でした。

一方で交際1年以上をかけた人も約4割おり、期間の幅は広く分かれています。

動き出すきっかけの1位は結婚を意識したことで、家賃の負担や賃貸の更新時期といった住まいの事情も動機になっていました。

そのうえで、お金の分け方と生活圏の条件、家事や来客のルールを決めておきましょう。

整えてから物件探しに進めば、同棲を始めたあとのすれ違いを減らせます。交際期間を数えるより、この3つを2人で決められているかを確認してみてください。

準備が整っても初期費用の負担が重いと感じる場合は、でふ兄のボッタクらない不動産にご相談ください。

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同棲を始める時期でよくある質問と回答

交際半年で同棲するのは早すぎますか?

交際半年で同棲を始めるカップルは一定数います。

CHINTAIの調査では、半年未満で同棲を始めた人も3割ほどいます。

判断の材料になるのは交際期間よりも準備の中身です。

生活費の分担と家事のルールを決められていれば、交際半年でも同棲を始められます。

交際1年以上たっていますが遅すぎませんか?

同じ調査では交際1年以上かけて同棲を始めた人が約4割おり、遅いとは言えません。

こちらも交際期間の長さより、準備がどこまで進んでいるかで判断できます。

親への報告や生活費の分担が決まっていれば、動き出すタイミングとして問題ないでしょう。

貯金はいくらあれば同棲を始められますか?

家賃10万円の物件なら、引っ越し費用の総額は50〜100万円程度が目安になります。

折半する場合は1人あたり約25〜50万円を準備しておくと動き出せます。

金額に幅があるのは、家具家電を新調するかどうかで総額が大きく変わるためです。

まずは2人で持ち寄れるものを先に確認し、買い足しが必要な品目を洗い出してみてください。

親への挨拶はいつすればよいですか?

挨拶の時期に決まりはないものの、物件を決める前に報告しておくと進めやすくなります。

結婚を前提にした同棲なら、親への報告は避けて通れません。

契約後に伝えるのは避けたいところです。

反対されたときに解約金が発生して、動きにくくなる可能性があります。

同棲を始めてから結婚まではどれくらいですか?

ソニー生命の調査によると、同棲期間の平均は約8ヵ月です。

結婚前の交際期間は平均3.1年で、20代は2.7年、30代は3.6年となっています。

同棲を始める時期から逆算して、結婚したい時期を話し合っておくとすれ違いが起きにくくなります。

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この記事を書いた人

2020年不動産業勤務。
2020年不動産ジャンルの発信スタート。
2023年エプロンを着用しでふ兄としての発信をスタート。
2024年DFエステート株式会社を設立。

正当な価格や情報、知識を皆様に提供してまいります。

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