1LDKでの同棲はきついの?
同棲を1LDKで始めるときに、きつくならない方法はある?
といった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
「1LDKでの同棲はきつい」との声を見かけますが、きついかどうかはカップルの生活スタイルによって大きく変わります。
本記事では、1LDKでの同棲がきついと感じられる理由とともに、きつくならないためのポイントも解説します。
実際のリアルな口コミも紹介するので、1LDKでの同棲を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
【結論】1LDKでの同棲は場合によってはきつい
1LDKでの同棲は、カップルによってはきついと感じられます。
趣味が一緒だったり生活リズムが似ているカップルなら、1LDKでも快適に過ごせるでしょう。
一方で、お互いの生活リズムが大きく異なっている、またはプライベートの時間を大切にしたい場合は、1LDKではきついと感じる可能性があります。
厚生労働省の「住生活基本計画における居住面積水準」によれば、1LDKの最低面積は30平方メートル程度とされています。
ただし、豊かな二人暮らしの実現には55平方メートルが推奨されています。
同じ1LDKであっても、カップルの生活習慣や価値観によってはきつくなるケースがある点を押さえておきましょう。
1LDKの同棲がきついと感じる3つの理由
ここからは、1LDKの同棲がきついと感じられる理由を具体的に掘り下げていきます。主な理由は以下の3つです。
- 収納スペースの確保に苦労する
- プライベート空間が限られる
- 生活音や導線が気になりやすい
それぞれくわしく解説します。
収納スペースの確保に苦労する
1LDKは2DK以上の間取りと比べて、収納スペースが少なめです。
中でも、収納スペースが一箇所しかない場合は、荷物や服が収納しきれなかったり、季節物の衣類の置き場に困ったりします。
また、ゲーム機や漫画をはじめとした趣味の荷物もリビングに散乱していれば、ストレスを感じる原因になるでしょう。
部屋探しの段階で、それぞれの荷物の量を把握しておくのが大切です。
プライベート空間が限られる
1LDKをきついと感じる2つ目の理由は、プライベート空間が限られるからです。
1LDKは間取り上、基本的にリビングか寝室に誰かがいることになります。
好きなときに好きな場所でリラックスできないため、人によってはストレスに感じるでしょう。
生活音や導線が気になりやすい
1LDKは、リビングと寝室しか部屋がないため、どうしても生活音や導線が気になりやすいです。
それぞれの出勤時間にズレがあると、ひとりは寝ているのに、もうひとりは支度していて物音で目が覚めてしまう場合もあります。
お互いに、生活リズムが違うと、気を遣う必要があるので、リラックスして過ごせないかもしれません。
お互いの勤務形態や仕事の時間が違うと、1LDKでの同棲はきついと感じられるでしょう。
1LDKの同棲がきつかった実体験
ここからは、1LDKの同棲がきついと感じた具体的なエピソードを紹介します。
1LDKの同棲において、もっとも大変なのはケンカしてしまったときです。でふ兄は、リビングでは仕事に集中できないとの悩みを抱えていました。
仕方なく、寝室で仕事をしていたのですが、パートナーが寝ようと寝室に入って来ても、パソコン作業を続けなければならないときがあったのです。
もちろん、1LDKでの同棲生活はお互いの距離が近いので、愛を育みやすいメリットがあります。
一方で、在宅ワークをする場合は、距離が近い故に生活の邪魔にならないような配慮が必要です。
同棲で1LDKに住むメリット
同棲生活にはきついと感じられやすい1LDKですが、実際にはメリットもあります。
ここでは、他の間取りと比較して、1LDKで同棲するメリットを3つ紹介します。
- 家賃が安い傾向にある
- 設備が充実している
- ふたり一緒に過ごせる時間が長い
くわしく見ていきましょう。
家賃が安い傾向にある
1LDKは、2LDKや3LDKと比べて家賃が安い傾向にあります。以下の表は東京都と大阪府、それぞれの間取りごとの家賃相場です。
間取り | 東京都 | 大阪府 |
---|---|---|
1LDK | 17.7万円 | 9.9万円 |
2LDK | 23.6万円 | 14.2万円 |
3LDK | 27.4万円 | 14.7万円 |
以上の表から、東京都・大阪府のいずれも、1LDKの家賃はもっとも安いことがわかり、東京都だけ見ると3LDKのほうが1.5倍ほど高くなっています。
1LDKは部屋数が少ない分、家賃を抑えられるのがポイントです。
設備が充実している
1K・1DKと比べると、1LDKは築浅の物件が多くあり、設備が充実しているのも魅力です。設備の例には、次のようなものが挙げられます。
- 耐震性
- 独立洗面台
- 追い焚きつき給湯器
- 宅配ボックス
- オートロック
- モニター付きインターフォン
生活に必須な部分だけでなく、セキュリティ面も充実しているのは、同棲するうえで大きな安心材料となるでしょう。
ふたり一緒に過ごせる時間が長い
1LDKの同棲では、長い時間をふたりで一緒に過ごせます。2LDKや3LDKよりも部屋数が少ない分、同じ場所にいる時間が長くなるためです。
なるべくふたり一緒にいたいカップルは、1LDKでの同棲を検討しましょう。
1LDKでの同棲がきつくならないためのポイント3つ
ここからは、1LDKでの同棲がきつくならないためのポイントを3つ解説します。
- 家賃を設定しておく
- お互いの理想を共有しておく
- ライフステージの変化を見越しておく
順番に解説します。
家賃を設定しておく
同棲がきつくならないためには、事前にどのくらいまでであれば問題ないか、家賃を設定しておきましょう。
当然、部屋が広ければ広いほど、家賃は高くなります。
いざ同棲を始めても、毎月の家賃の支払いがきついと、精神的にも余裕がなくなってしまうでしょう。
また、賃貸を契約する際は、家賃以外にも初期費用がかかります。
ただし、賃貸の初期費用は工夫すれば、安く抑えられます。
以下の記事では、誰でもできるようなちょっとしたコツを紹介しているので、ぜひご覧ください。
お互いの理想を共有しておく
同棲を始めるまでに、お互いの理想の生活を共有しておくのも大切です。次の項目を話し合ってみてください。
- 一緒に過ごす時間とプライベート時間のバランス
- お互いの起床・就寝時間などの生活リズム
- 寝るときのベッドや位置
当然、理想は完全に一致せず、異なる部分も出てくるでしょう。
事前に話し合っておけば、同棲を始めた後もギャップを感じず、きついと思わなくなります。
どうしても1LDKでは理想が叶わないのであれば、2LDKや3LDKなど、他の間取りも検討してみてください。
ライフステージの変化を見越しておく
きつくならないための最後のポイントは、ライフステージの変化を見越しておくことです。
ベビーベッドや育児用品の置き場所など、あらかじめ想定しておいても損はありません。
もしも、ふたりだけで部屋を余す所なく使うのであれば、1LDKではきつくなるでしょう。
結婚を考えている場合は、ライフステージが変わる可能性も検討すべきです。
1LDKでの同棲に関するQ&A
最後に、1LDKでの同棲に関するよくある質問と回答を紹介します。
- 1LDKの同棲は狭いの?
-
結論、狭いと感じる人もいます。
お互いがひとりの時間を確保したかったり、物が多かったりする人は狭いと感じるでしょう。
一方で、自分の時間が不要な人やミニマリスト気質の人は狭いと感じにくいです。
- 1LDKの同棲にかかる家賃相場は?
-
1LDKの家賃相場は、地域や物件により異なります。
物件を探し始めたタイミングで、検討しているエリアの家賃がどのくらいかを把握しておきましょう。
不動産会社に聞けば、家賃の情報を教えてくれます。気になる物件やエリアがあれば、ぜひ聞いてみてください。
- 1LDK以外で同棲に向いている間取りは?
-
1LDK以外で同棲に向いている間取りは、次のとおりです。
同棲に向いている間取り- 2DK
- 2LDK
- 3LDK
プライベートの時間を大切にしたかったり、多趣味で物が多かったりするカップルは、1LDKでは満足できないかもしれません。
紹介した間取りの特徴や選び方については、以下の記事で紹介しています。合わせてチェックしてみてください。
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1LDKでの同棲がきつくならないように事前にしっかり検討しよう
1LDKでの同棲は、場合によってはきついと感じられるケースがあります。よくある理由は次のとおりです。
- 収納スペースの確保に苦労する
- プライベート空間が限られる
- 生活音や導線が気になりやすい
一方で、部屋数が少ない分、お互いの距離が近く、同じ時間を長く共有できるなどのメリットもあります。
お互いの理想とする生活によって、きついかどうかは変わってくるでしょう。同棲前には十分に話し合ってみてください。
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