東京で同棲をするときの家賃相場は？平均より安い地域も紹介！

といった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

「東京は家賃が高い」というイメージが強いかも知れませんが、東京都内でも毎月10万円以内で同棲できる物件はあります。

本記事では、東京で同棲するときの家賃相場とともに条件別のおすすめ地域を解説します。

家賃を安く抑えるためのコツも紹介するので、東京で同棲を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

東京で同棲をするときの家賃相場は10〜13万円

家賃相場は日々変動しているものの、東京で同棲するときの家賃相場は10〜13万円です。（2025年1月時点）

なお、ここでの家賃相場は1LDKや2DKを対象としています。1LDKや2DKは、一般的に同棲に向いている間取りであるためです。

もちろん1LDKや2DK以外に、2LDKの間取りも同棲に向いています。

しかし、2LDK以上の広さになると、平米数は50以上にもなり、家賃も高くなりやすい傾向です。

ただし、同じ東京都内であっても、23区内と23区外では家賃が異なります。

物件の立地や間取り、利便性などによって家賃は変動するので、10〜13万円の相場はあくまで目安だと覚えておきましょう。

次からは、1LDKや2DKの家賃相場を23区内と23区外に分けて解説していきます。

参考：ホームズ｜東京都の家賃相場情報

東京23区内の家賃相場

23区内における1LDKや2DKの家賃相場は、16万円ほどです。

23区内は、他の地域と比べて利便性が良かったり、周辺環境が充実していたりするため、相場と比べて高くなる傾向があります。

以下に各地域の家賃相場を一覧表にしました。

地域	家賃相場（万円）
葛飾区	11.1
足立区	12.2
江戸川区	12.5
練馬区	12.9
板橋区	13.3
杉並区	14.9
大田区	15.2
荒川区	15.4
北区	15.8
墨田区	16.2
豊島区	16.3
中野区	16.3
江東区	17.0
世田谷区	17.1
台東区	17.6
品川区	18.6
文京区	19.2
新宿区	21.0
中央区	21.8
目黒区	23.6
千代田区	23.7
渋谷区	23.8
港区	27.6

参考：ホームズ｜東京都の家賃相場情報

東京23区外の家賃相場

23区外の1LDKや2DKの家賃相場は、10万円ほどです。

23区内と比べると、利便性が劣ったり周辺施設がなかったりするため、相場より家賃が低くなっています。

詳細は以下の表をご覧ください。

地域	家賃相場（万円）
あきる野市	6.8
羽村市	7.5
青梅市	7.6
東大和市	8.0
東村山市	8.5
福生市	8.8
稲城市	8.9
清瀬市	9.0
昭島市	9.0
日野市	9.3
小平市	9.8
多摩市	10.2
東久留米市	10.3
町田市	10.4
八王子市	10.5
西東京市	10.6
立川市	10.6
府中市	11.2
調布市	12.4
小金井市	12.5
国立市	12.5
国分寺市	12.5
狛江市	12.6
武蔵野市	15.6
三鷹市	19.2

参考：ホームズ｜東京都の家賃相場情報

東京で同棲するときの間取り別の家賃相場

「地域別の家賃相場はわかったけれど、間取り別だとどうなるの？」と気になったかもしれません。

以下の表は東京の間取り別の家賃相場をまとめたものです。

間取り	家賃相場
1LDK	12〜14万円
2DK	7〜9万円
2LDK	14〜16万円
3LDK	19〜21万円

なお、1DKや1Kなどの間取りは狭く、同棲には向きのため、表には入れていません。

当然、間取りが広くなればなるほど、家賃は高くなっていきます。

東京で同棲をするうえで、参考にしてみてください。

参考：【ホームズ】東京都の地域から家賃相場を調べる

【条件別】東京で同棲を始めるときのおすすめ地域

ここからは、東京で同棲を始めるときにおすすめの地域を紹介していきます。条件は以下の3つに分けました。

それぞれくわしく解説していきます。

家賃を10万円以内に抑えたい場合

家賃を10万円以内に抑えたい場合は、以下の地域は家賃が安く、おすすめです。

以上の区は、都心へのアクセスに時間がかかったり、商業施設や娯楽施設が少なかったりするためです。

東京都内ではあるものの、比較的家賃を抑えられるのでおすすめだといえます。

交通の利便性を優先したい場合

交通の利便性を優先したい場合は、以下の地域を検討してみてください。

電車のターミナル駅を選ぶと、交通の利便性が良くなります。

一方で、家賃相場も15〜18万円ほどになり、やや高くなるのが特徴です。

通勤に電車を使うようなカップルの場合は、お互いの職場への通勤がしやすくなるので、検討してみましょう。

治安が良いエリアに住みたい場合

治安が良いエリアで同棲を始めたい方は、以下のエリアがおすすめです。

令和5年 区市町村の町丁別、罪種別及び手口別認知件数によると、犯罪件数が最も少ない3つの区になるので、安心して同棲生活をスタートできるでしょう。

以上のエリアの家賃相場は15〜23万円ほどであり、落ち着いた住宅が多く、トラブルに巻き込まれにくいのも特徴です。

以上、東京で同棲を始める場合のおすすめな地域をケース別に解説しました。

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家賃が高すぎると感じたら？安くするための3つの方法

これまでで紹介した間取りや地域では、家賃が高くて住むのは難しいと感じた方もおられるのではないでしょうか。

ここからは、家賃が高すぎると感じたときの解決策を3つ紹介します。

それぞれ解説します。

家賃交渉をする

家賃が高すぎると感じた場合は、不動産会社を通じて貸主に家賃交渉してもらいましょう。

家賃交渉するときは、こちらの都合だけではなく、相手側にとって家賃を下げるメリットがある旨を伝えるのが重要です。

たとえば、以下のような条件を提示してみてください。

貸主としても、長期間住み続けてくれたり、自分の物件を選んでもらえたりするのは大きなメリットです。

気に入った賃貸物件の家賃が高い場合は、家賃交渉をしてみましょう。

希望条件を見直す

家賃を安くするために、決めていた希望条件を改めて見直しましょう。

項目によっては少し変えるだけでも、家賃が安い物件が見つかる可能性があります。

たとえば、以下のように変更すると予算内の物件が見つかりやすくなります。

条件・内容	変更前	変更後
駅徒歩分数	10分以内	15分以内
築年数	10年以内	20年以内

家賃が高すぎると感じた場合は、改めて希望する条件を見直してみましょう。

不人気な間取りを選ぶ

物件が建っている土地によっては、間取りがいびつになる場合があります。

あえて不人気な間取りを選ぶと、家賃が抑えられる可能性は高まるでしょう。

たとえば、縦長の間取りだったり、収納が極端に少なかったりする物件は、家賃が安いケースがあります。

家具を置きにくかったり、生活動線が複雑になったりするためです。

家賃を抑えたいのであれば、ときには不人気な間取りも選択肢に入れてみてください。

東京で同棲を始めるときによくある質問と回答

最後に、東京で同棲を始めるときによくある質問と回答を紹介します。

手取り収入が20万円の場合、家賃はどのくらいが良い？

手取り収入が20万円の場合、家賃は6〜7万円ほどがおすすめです。

一般的に、家賃は手取り収入の3割以内が適正といわれています。

家賃の支払いの割合はどうすればいい？

同棲での家賃の支払いは折半するのが一般的です。

ただし、ふたりの収入の差が大きい場合は、収入に応じて負担を調整する場合もあります。

東京で同棲を始めるときの初期費用はどのくらい必要になる？

東京の家賃相場は10〜13万円です。仮に家賃が10万円なら、初期費用は66万円ほどかかる計算になります。内訳は以下のとおりです。

内容	費用
敷金	10万円
礼金	10万円
前家賃	10万円
家賃保証料	10万円
仲介手数料	11万円
その他付帯サービス	5万円
引っ越し代金	10万円
合計	66万円

以下の記事では、同棲するときの初期費用の相場や費用を抑えるコツなどを解説しています。

同棲にかかる初期費用を少しでも抑えたいと考えている方は、ぜひご一読ください。

DFエステート

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カップルでの同棲の入居審査は通りにくいのが現状です。

貸主にとって滞納リスクがあると、入居審査が厳しくなる傾向があります。

以下の記事では、同棲するときの入居審査について落ちやすい理由を解説しています。

落ちる理由だけでなく、入居審査に通りやすくするコツも紹介しているので、ぜひご一読ください。

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家賃相場を把握して東京で同棲を始めよう

東京で同棲を始めるときの家賃相場は、10〜13万円であり、間取り別の家賃相場は、以下のとおりです。

間取り	家賃相場
1LDK	12〜14万円
2DK	7〜9万円
2LDK	14〜16万円
3LDK	19〜21万円

ただし、家賃が高すぎると感じた場合は希望の条件を見直したり、不動産会社に家賃交渉をしてみたりするのも効果的です。

記事の内容を参考に、東京で最高の同棲生活を始めましょう。

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