新卒社会人の一人暮らし家賃は7万円以内!相場や生活費の内訳も解説

新卒で一人暮らしを始めるときの家賃はいくらが相場?

家賃を抑えながら良い物件探してくれる不動産会社はどこ?

といった悩みを抱えている人はほとんどでしょう。Yahoo知恵袋でも、新卒一人暮らしの家賃で悩む人もいます。(参照元:Yahoo!知恵袋

家賃が高すぎると生活費に余裕がなくなり、「貯金もできない」「好きなことにお金を使えない」状態になる可能性があります。

だからこそ、新卒で一人暮らしをするときには「無理なく支払える家賃の目安」を知るべきです。

本記事では、新卒で一人暮らしをするときの家賃設定の考え方や生活費の内訳、家賃を抑えるコツも解説しています。

最後まで読むと「自分にあった家賃がどのくらいか」が把握できるので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

【結論】新卒一人暮らしの家賃は7万円までがおすすめ

新卒で一人暮らしをする場合は、家賃は7万円をひとつの上限目安とするのがおすすめです。

生活費や貯金を重視するなら6万円台に抑えると、より余裕を持ちやすくなります。

厚生労働省の調査によると、新卒の平均月収が額面25万円です。社会保険料や税金が引かれ、手元に残るのが20万円として計算してみます。(参照元:令和6年賃金構造基本統計調査の概況

一般的に、家賃は手取り収入の25〜30%以内が無理なく生活できる範囲とされているため、手取り20万円なら7万円を超えると日常生活が苦しくなる可能性があります。

気に入った物件があっても、収入に対して家賃が高すぎると生活費を切り詰めたり、貯金を切り崩したりする必要があります。

どんな物件に住むかも重要ですが、生活費も考慮したうえで家賃設定をおこなうのが重要です。

一人暮らし向け物件の家賃相場

ここでは、主要エリアの家賃の相場を解説します。

それぞれのエリアの一人暮らし向けの物件(1R・1K・1DK)の相場を、以下の表にまとめました。

エリア家賃の中央値
東京(23区)11万円
東京(23区以外)7.1万円
大阪5.9万円
名古屋5.2万円
福岡4.7万円
仙台5万円
出典:CHINTAI「家賃相場」

いずれも築年数や駅徒歩は「一般的な条件」の物件を前提とした中央値です。新築や駅近に絞ると、ここから家賃が高くなる傾向があります。

東京を見ると家賃が7万円以上となっていますが、物件によっては5〜6万円程度の物件も多数あるため安心してください。

東京でも各地域で家賃帯が変動します。中心地に勤務先がある場合は、近くに住むと家賃負担が大きくなります。

家賃を抑えるために、新生活で通勤にどのくらいの時間をかけられるかも考え、許容できる通勤時間と家賃のバランスを検討してみましょう。

新卒一人暮らしの生活費の内訳

一人暮らしをするときに家賃や初期費用が注目されますが、実際にどのくらい生活費が必要になるか確認しておきましょう。

総務省統計局「家計調査(調査年月2024年)」の男女・年齢階級別のデータを参考に、内訳の平均を以下の表にまとめました。

20代前半の単身世帯をイメージとした金額になるため、生活費の目安として参考にしてみてください。

項目費用
食費4万円
水道・光熱費0.9万円
生活雑貨0.5万円
被服費0.8万円
保険0.8万円
交通費0.9万円
通信費1万円
娯楽費2.4万円
雑費2.3万円
合計13.6万円
出典:総務省統計局「家計調査(2024年) 男女・年齢階級別」

新卒の手取り収入が20万円だとすると、生活費を引くと6.4万円しか残りません。

表に記載した項目は平均なので、もっと食費が必要になったり、通信費を抑えられたりするケースもあります。

ここからさらに貯金や急な出費も考えると、家賃は「7万円以内」の中でも、できれば6万円台に抑えておくと安心です。

自分の支出がどのくらいかを把握できると無理のない生活設計ができ、安心して一人暮らしを続けられます。

東京都内で新卒一人暮らしのおすすめエリア

東京都内で新卒一人暮らしをするとき、以下の条件でおすすめエリアを紹介します。

東京都内のおすすめエリア3選
  • 家賃が7万円以内
  • 主要駅まで45分以内
  • 生活利便性と交通アクセスの良さ

これらを考慮すると、表の3エリアがおすすめです。

いずれのエリアも、駅から少し離れた物件や築年数を広めに見ることで、家賃7万円以内の物件を探しやすくなります。

エリア所要時間コメント
北千住東京駅まで約20分新宿駅まで約30分商業施設や飲食店が多く生活利便性が高い。アクセスもしやすい。
三鷹東京駅まで約30分新宿駅まで約20分中央線のアクセスが良好。街の雰囲気や治安も良い。
中野東京駅まで約20分新宿駅まで約10分若者が多いエリア。買い物がしやすく通勤時間も短くできる。

北千住は、駅周辺に商業施設や飲食店が多いですが、家賃が高すぎないのが特徴です。交通アクセスも、JR常磐線や東武伊勢崎線など複数路線が乗り入れています。

三鷹は、中央線のアクセスが良好で街の雰囲気や治安がいいのが特徴です。家賃も中心地から少し外れているため、安価になる傾向があります。

中野は、若者が多く新宿までアクセスしやすいのが特徴です。少し駅から離れる必要はありますが、条件を調整すれば家賃も高すぎず、新卒の一人暮らしにおすすめです。

新卒一人暮らしで家賃を抑える4つのコツ

新卒で一人暮らしをする場合、生活費を考慮すると家賃をなるべく抑えたいという方も多いでしょう。

ここでは、新卒一人暮らしで家賃を抑えるために、以下の4つのコツを紹介します。

家賃を抑えるコツ4選
  • 築年数や設備の条件を見直す
  • 各駅停車駅にする
  • 繁忙期を避けて契約する
  • 家賃交渉をしてみる

家賃を抑えられれば新生活の負担も軽くなるため、それぞれ見ていきましょう。

築年数や設備の条件を見直す

物件の家賃は、需要があると高くなります。新築や駅近の家賃が高いのは、多くの方が綺麗で駅から近い物件に住みたいと考えるためです。

気になっている物件が高いなと感じているなら、希望している築年数や駅徒歩分数を少し緩和するだけで、家賃を抑えられる可能性があります。

たとえば、「築10年以内を築15年以内」にしたり、「駅徒歩10分以内を15分以内」にすると、1万円ほど安くなるケースもあります。

家賃を抑えたいと感じている方は、希望している条件を見直してみるのがおすすめです。

各駅停車駅にする

最寄り駅が各駅停車のみの駅を選ぶと、1〜2万円ほど家賃を抑えられる場合があります。

たとえば、新宿を希望していたけど東中野にしたり、池袋を要町に、渋谷を三軒茶屋に変えるだけで家賃を抑えられます。

各駅停車駅で物件を探すことで、通勤時間は10〜15分ほど伸びますが、家賃を抑えつつ条件の良い部屋を見つけやすくなるでしょう。

繁忙期を避けて契約する

4月の新生活に向けて、2月中旬〜4月中旬は繁忙期になり、家賃や初期費用が高騰します。

5〜8月、12〜2月上旬は引っ越し需要が低くなる閑散期になるため、同じ物件でも家賃や初期費用が抑えられる可能性があります。

実家から通える場合は、あえて時期をずらして費用を節約するのも選択肢のひとつです。

家賃交渉をしてみる

家賃が予算を超えている場合は、家賃交渉をするのも検討してみてください。

空室期間が長い物件では、家賃の減額交渉が通る場合もあります。

また「即入居できる」「長く住む予定がある」と相手側にもメリットを伝えると、家賃を減額してもらいやすくなります。

家賃の交渉をした結果、減額が難しい場合は初期費用の見直しを検討してみてください。

毎月負担する家賃分を初期費用で減額し、トータルの出費を抑える方法もおすすめです。

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新卒一人暮らしは無理のない家賃設定が大切

新卒で一人暮らしを始める場合、家賃は7万円以内がおすすめです。

ただし、7万円という金額は平均的な収入や支出から計算したので、自分の状況に合わせて調整してみてください。

家賃を抑えられれば、貯金や予備費の準備も進められます。

希望条件や一人暮らしをおこなう時期を見直すと、家賃を抑えつつ理想に近い物件を見つけられるでしょう。

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新卒一人暮らしの家賃に関するよくある質問と回答

最後に、新卒で一人暮らしをするときの家賃に関するよくある質問と回答を紹介します。

新卒で一人暮らしを始めるのはきついですか?

家賃が手取り収入の30%を超えると「きつい」と感じやすくなります。

一般的な新卒の手取り収入が約20万円であるため、家賃は7万円以内に収めるのがおすすめです。

家賃だけでなく、毎月の支出全体を見直すと、自分にとって無理のない金額が把握できるでしょう。

気に入った物件の家賃が予算オーバーしている場合は、トータルの出費を抑えるために初期費用の交渉も検討してみてください。

いつから部屋探しを始めるのがいいですか?

物件探しを始める時期は、住み始めたい時期の1ヵ月半〜2ヵ月前ほどがおすすめです。

4月に合わせて部屋探しをする場合、たくさんの物件を比較したい方は12月中旬くらいから探し始めるのもいいでしょう。

2〜3月は、人気の物件は部屋を見られるようになる前に、別の方が申し込んでいるケースが多くなります。

実際の部屋を見てから決めたいという方は、余裕を持って部屋探しを始めるようにしてみてください。

一人暮らしの生活費はいくらかかりますか?

新卒の一人暮らしの場合、平均的な生活費は13.6万円です。

項目費用
食費4万円
水道・光熱費0.9万円
生活雑貨0.5万円
被服費0.8万円
保険0.8万円
交通費0.9万円
通信費1万円
娯楽費2.4万円
雑費2.3万円
合計13.6万円
出典:総務省統計局「家計調査(2024年) 男女・年齢階級別」

物件が気に入ったからといって、収入に対して高すぎる家賃の場合は、生活費を圧迫してしまいます。

無理なく生活していける程度の固定費を計算しておくのも重要です。

新卒で一人暮らしをしている割合はどのくらい?

マイナビの調査によると約36%の方が新卒で一人暮らしを始めているようです。

最近は、経済的な問題で一人暮らしを見送り、実家から通勤する人も増えているデータもあります。

一人暮らしを始めるときは、初期費用の負担が大きいですが、物件や契約内容により省ける項目もあるため、物件探しの段階で確認しておきましょう。

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この記事を書いた人

2020年不動産業勤務。
2020年不動産ジャンルの発信スタート。
2023年エプロンを着用しでふ兄としての発信をスタート。
2024年DFエステート株式会社を設立。

正当な価格や情報、知識を皆様に提供してまいります。

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