同棲の内見で絶対に外せないポイント7選【チェックリスト付き】

 

同棲物件を内見するときは何をチェックすればいい?

同棲する物件選びで失敗したくない

といった悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

結論、同棲物件の内見でチェックすべきポイントは以下のとおりです。

内見でチェックすべき7つのポイント
  • 室内の騒音具合
  • 水回り(キッチン・トイレ・バス)の状態
  • 収納スペースの広さと使いやすさ
  • 間取りと動線の使いやすさ
  • 日当たり・風通しの良さ
  • コンセントの位置や電波の状況
  • 共有スペースやゴミ出しの環境

本記事では、同棲物件の内見で確認すべき7つのポイントに加え、内見に必要な持ち物や内見時に役立つチェックリストも紹介します。

同棲物件で後悔したくない方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

同棲物件の内見でチェックすべき7つのポイント

同棲を始めてから「もっとよく見ておけばよかった」と後悔しないためにも、内見は重要です。

特に騒音や水回りなど、ふたりの生活に直結するポイントは、内見時に意識しておく必要があります。

同棲物件の内見でチェックすべきポイントは、以下のとおりです。

内見でチェックすべき7つのポイント
  • 室内の騒音具合
  • 水回り(キッチン・トイレ・バス)の状態
  • 収納スペースの広さと使いやすさ
  • 間取りと動線の使いやすさ
  • 日当たり・風通しの良さ
  • コンセントの位置や電波の状況
  • 共有スペースやゴミ出しの環境

それぞれくわしく見ていきましょう。

室内の騒音具合

室内の騒音具合は、必ず内見時にチェックしておきましょう。住んでから騒音トラブルが発覚すると、すぐには引っ越しできず、ストレスが溜まりやすいためです。

確認するには、壁をコンコン叩いてみましょう。音が響けば壁が薄く、音が響かなければ、壁が分厚くて防音性が高いと考えられます。

また、壁を叩く以外にも、窓を開けてみて外部の騒音がないかも確かめてみてください。

外部の騒音には、以下が挙げられます。

外部の騒音の例
  • 車の通る音
  • 建設現場の工事の音

室内だけでなく、外部の状況も騒音につながるため、内見時に確かめてみてください。

水回り(キッチン・トイレ・バス)の状態

水回りは日常的に使用するため、清潔さがなによりも重要です。キッチン・トイレ・バスの排水口に詰まりや異臭がないかを調べましょう。

特に、築年数が古い物件では、排水管の劣化により水が流れにくくなっている可能性があります。

築年数が古くない場合でも、しばらく入居されていない物件は汚れが目立ったり、下水の臭いがしたりするケースもあるため注意が必要です。

また、お風呂やトイレの換気設備も見ておきましょう。カビや結露の跡がある場合、湿気がこもりやすいかもしれません。

換気扇が問題なく動作するか、窓がきちんと開閉するかどうかも見ておくと安心です。

収納スペースの広さと使いやすさ

同棲では、ふたり分の荷物を収納するスペースが必要です。

クローゼットの奥行きや棚の配置を見て、服や日用品が無理なく収納できるか確認しましょう。

収納が不足している場合、追加の収納家具を置くスペースがあるかも把握しておくと安心できます。

また、キッチンや玄関の収納も見落とさないように注意してください。

収納の広さを確認できていないと、調理器具や靴などを収納できず、想定外の家具を設置しないといけない可能性があります。

生活動線に影響するかもしれないので、内見時に収納スペースの広さや使い勝手を把握しておきましょう。

間取りと動線の使いやすさ

同棲生活では、間取りと生活動線のスムーズさが快適に過ごせるかどうかに直結します。

同棲での暮らしをイメージしながら、家具家電の配置や動きやすさをチェックしておくと安心です。

たとえば、リビング、キッチン、寝室の配置を想定し、日常の動きに無理がないか見ておきましょう。

家具を配置した場合に、通路の広さを想定するのも大切です。

ふたりが同時にキッチンや洗面所を使ってもストレスなく過ごせるか事前にシミュレーションしておくと、同棲後のストレスを防げます。

日当たり・風通しの良さ

日当たりや風通しは、室内の快適さにつながる大切なポイントです。

窓の向きを確認し、カーテンを開けた状態でどのくらい日差しが入るのかを確かめましょう。

部屋の風通しが悪いと湿気がこもりやすくなります。湿気はカビの原因にもなり、カビが生えると健康にも悪影響です。

窓を開けて換気しやすい構造かを見ておくと、快適に生活できるかを判断しやすくなります。

また、スマートフォンのコンパスアプリを活用し、方角を確認するのもおすすめです。

コンセントの位置や電波の状況

家具や家電の配置に影響するため、コンセントの数と位置も確認が必要です。

特に、ベッドやソファなどの動かしにくい家具を置く予定の近くに、必要なコンセント数があるか見ておきましょう。

延長コードが必要になる配置になっていないかも考慮する必要があります。

また、スマートフォンの電波状況やWi-Fiの接続状況を各部屋でチェックし、通信環境が快適かどうかも重要なポイントです。

部屋によっては、電波が届きにくい場合もあります。

万が一、電波が弱い場合は、Wi-Fiの電波を届きやすくするための中継機を設置すれば、通信環境を改善できます。

建物の管理状態やゴミ出しの状況

建物の管理状態も、住み心地を左右する要素のひとつです。

エントランスや廊下などの共有部分が清潔に管理されているかを確認し、建物の管理状態を把握しておきましょう。

特に、ゴミ置き場の場所や状況について、異臭や不衛生な状態でないかをチェックするのも重要です。

建物の共用部の管理が不十分だったり、ゴミ出しのルールが守られていない様子が見られると、住み始めてもストレスに感じてしまうでしょう。

ストレスなく同棲生活をスタートさせるためにも、建物の管理状態を内見時に確かめておくのがおすすめです。

同棲物件を内見するときに必要な持ち物

同棲において重要な内見ですが、忘れてはならない持ち物があります。内見で必要な持ち物は、以下の3つです。

内見するときに必要な3つの持ち物
  • 物件資料やメモ帳
  • メジャー
  • スマートフォン

それぞれ解説していきます。

物件資料やメモ帳

内見する物件の資料や条件リストを持参すると、他の物件と比較しやすくなります。

収納スペースや間取りの気になる点をメモしておけば、複数の物件を内見してもメモを見返せば、忘れません

また、案内してくれた不動産会社のスタッフから聞いた情報を残しておくと、物件を決めるときに役に立ちます。

内見時には、スタッフに以下の質問をしてみてください。

内見時に質問する項目
  • 内見している物件が、他の内見予定の部屋より優れているポイント
  • スタッフから見た、物件の懸念点
  • 自分たち以外に内見した人はいたのかどうか
  • 過去に内見していた人がいた場合は、なぜこの物件にしなかったのか

自分たちの印象だけでなく、不動産会社から見た物件の印象も含め、総合的に判断できる材料を増やすと比較検討しやすくなります。

質問した内容はメモに書き残しておきましょう。

メジャー

内見時には、メジャーを必ず持参しましょう。玄関の入り口をはじめ、廊下や収納の広さを測るのに活躍します。

引っ越しで、ソファのような大型の家具を搬入するときに、問題なく移動できるかは重要なポイントです。

なお、内見前には、引き続き使う予定の家具・家電の大きさを測っておきましょう。

測っておくべき家具や家電は以下のとおりです。

あらかじめサイズを測っておくべき家電・家具
  • ベッド
  • ソファー
  • テレビ
  • テーブル
  • 冷蔵庫
  • 洗濯機
  • 食器棚
  • 本棚

測った長さは、事前にメモ帳やスマホ内にまとめておきましょう。

スマートフォン

撮影用に、スマートフォンを持参するのを忘れないようにしましょう。基本的に、内見時は写真撮影ができるようになっています。

収納スペースや水回り、部屋全体や廊下など、気になる点があれば、撮影するようにしてください。

特に、物件資料にはあまり載っていない部分を撮影しておくと、あとで見返すときに便利です。

同棲物件を内見するときのチェックリスト

同棲物件の内見では、具体的にどこに気をつけたら良いかがわからない方も多いのではないでしょうか。

ここでは、カップルにさまざまな同棲物件を紹介してきた「でふ兄不動産」が独自に作成したチェックシートを紹介します。

チェックリスト
  • 家賃
  • リビングの広さ
  • 駅からの距離
  • 立地(スーパーやコンビニまでの距離)
  • 水回りの状況
  • 生活動線
  • 家具家電の寸法(洗濯機・冷蔵庫・テーブル・ベット・ソファ)
  • 利用中の家電は置けるか
  • 音の聞こえ方
  • 日当たりや風通し
  • 駐車場や駐輪場(必要な場合)

内見時には、項目の横に数字で評価を書いておくと、あとで見返すときに便利です。

また、チェックリストの項目以外にも、自分たちにとって必要なものを追加するのも良いでしょう。

納得のいく物件選びができるように、大いに活用してみてください。

内見までにしておくべき2つの準備

内見を有意義な時間にするためには、事前に準備しておくべきことがあります。重要なのは、以下の2つです。

内見までにしておくべき2つの準備
  • 2人で物件探しの温度感を確認しておく
  • 家賃の予算と生活費の分担を決める

くわしく見ていきましょう。

2人で物件探しの温度感を確認しておく

同棲を始めたい気持ちや時期に対する意識が、ふたりの間でずれていないかをすり合わせておくのが大切です。

彼氏は「早めに住みたい」と考えていても、彼女は「まだじっくり物件を選びたい」と考えているケースもあります。

お互いの温度感を把握しないまま物件探しを続けると、不満が出てしまい、すれ違いの原因になる可能性が高いです。

それぞれの同棲に対する温度感を確認しておくと、相手に過度な期待をしなくなり、ケンカのようなトラブルを避けやすくなるでしょう。

家賃の予算と生活費の分担を決める

お互いの収入に見合った、無理のない家賃を設定することが大切です。

たとえば、生活費の分担方法を決め、それぞれの負担を把握しておくと、気に入った物件が予算オーバーでも、その物件に決めるかどうかを判断しやすくなります。

分担する生活費の例
  • 家賃
  • 食費
  • 日用品
  • 光熱費
  • インターネット(Wi-Fi)代

また、初期費用や引越し費用の負担割合も事前に話し合い、支払いに関するトラブルを防ぎましょう。

以下の記事では、同棲にかかる初期費用について解説しています。

初めての同棲や実家に住んでいて、初期費用や引っ越しにかかる費用がわからないという方は、ぜひご一読ください。

同棲における部屋選びの失敗談

ここからは、同棲の部屋選びにおいて、実際にあったカップルの失敗談を口コミ形式で紹介します。

中でも、パートナーが動いてくれなかったり、勝手に物件を見て契約しようとしたりするなどの声が多く寄せられています

同棲の部屋選びをする場合は、カップル間で適切なコミュニケーションをとることが非常に重要です。

同棲のための内見についてよくある質問と回答

最後に、同棲のための内見について、よくある質問と回答を紹介します。

内見はいつから始めればいい?

気になる物件が見つかったタイミングで内見しましょう。

ただし、実際のスケジュールとしては、物件探しを始めて1〜2ヵ月後に入居するのが一般的です。

たとえば、7月に引っ越ししたい場合、5月には物件を探し始めて、気になる物件が見つかれば順次内見していく流れです。

1人で内見しても大丈夫?

ひとりで内見しても問題ありません。ただし、可能であればふたりでいくのがおすすめです。

ひとりの内見でも物件の状況の確認はできます。

しかし、ふたりで一緒に内見すると、間取りや生活動線の感覚などの印象のズレを防げます。

お互いが納得したうえで契約できるため、できる限りふたりで内見に行くと、満足のいく選択ができるでしょう。

内見した後の流れは?

内見後、気に入った物件があってもすぐに申し込みをするのではなく、見積書をもらい、相見積もりを取りましょう

複数の不動産会社から見積もりを取ると、より良い条件で契約できる場合があります。

特に、人気の物件はすぐに埋まる可能性があるため、迅速に行動するのが重要です。

オンラインで相見積もりを作成してくれる不動産会社を活用すると、早ければ即日で対応してくれます。

でふ兄不動産は、オンラインでの迅速な見積もりにも対応しています。不要なオプションを一切提案しないため、初期費用を大きく抑えられるのも強みです。

少しでも初期費用を安くしたいと考えている方は、ぜひ以下公式LINEよりお気軽に相談してみてください。

同棲物件を選ぶポイントを理解し理想の生活を始めよう

内見は、快適な同棲生活を実現するために必要です。室内の騒音や水回りの状態などの7つチェックポイントを押さえておくと、入居した後の後悔を防げます。

チェックリスト
  • 家賃
  • リビングの広さ
  • 駅からの距離
  • 立地(スーパーやコンビニまでの距離)
  • 水回りの状況
  • 生活動線
  • 家具家電の寸法(洗濯機・冷蔵庫・テーブル・ベット・ソファ)
  • 利用中の家電は置けるか
  • 音の聞こえ方
  • 日当たりや風通し
  • 駐車場や駐輪場(必要な場合)

また、気に入った物件があっても、相見積もりを取ると、より良い条件で契約できるケースもあります。

でふ兄不動産ではお友だち追加で、初期費用を下げる交渉術をプレゼントしています。できるだけ費用を抑えて契約したい方は、ぜひ以下の公式LINEより相談してみてください。

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この記事を書いた人

2020年不動産業勤務。
2020年不動産ジャンルの発信スタート。
2023年エプロンを着用しでふ兄としての発信をスタート。
2024年DFエステート株式会社を設立。

正当な価格や情報、知識を皆様に提供してまいります。

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