同棲に必要な最低限の初期費用はいくら？内訳や抑える方法も紹介

このように考えている方も多いのではないでしょうか。

結論、同棲にかかる初期費用は、50万円ほどです。

ただし家賃や条件によって、初期費用が前後する場合もあります。初期費用を少しでも抑えたいのであれば、事前のお得知識を知っておくべきです。

そこで本記事では、同棲にかかる初期費用の目安や内訳、抑える方法を解説します。

無駄な出費を減らし、安心して同棲生活をスタートさせたい方はぜひ参考にしてください。

同棲するときに最低限必要な初期費用は50万円程度

同棲を始める際は、最低でも50万円程度は準備しておく必要があります。

なぜなら、東京にある1LDK〜2DKの平均家賃が13万円（2025年9月時点）ほどであるためです。

本記事では、「東京」「1LDK〜2DK」の条件をもとに、初期費用50万円の内訳や、他に必要になる費用について、くわしく解説していきます。

相場は家賃の3〜6ヵ月分

大前提、初期費用の相場は、家賃の3〜6ヵ月分と言われており、請求される項目は以下のとおりです。

たとえば家賃13万円の物件の場合、39〜78万円ほどが初期費用として必要となる計算です。

同棲する物件を探すときは、初期費用の相場も把握したうえでおこないましょう。

その他の出費も考慮する

同棲を始めるときには、初期費用以外にも以下のような費用が必要です。

家具や家電の準備は、およそ5〜30万円ほどになるケースが多くなります。

また、引っ越し代も移動距離や時期により変動しますが、3〜10万円ほどは必要になるでしょう。

これらの費用を合わせると、追加で8〜40万円ほど必要になる可能性があります。

同棲にかかる費用の相場を知っておくと、予算を組みやすくなったり、事前に同棲するための貯金を計画できたりします。

同棲するうえで最低限かかる初期費用の内訳

ここからは、同棲するうえで必要になる初期費用について解説します。

同棲するときに必要になる初期費用は、以下のとおりです。

それぞれくわしく見ていきましょう。

敷金

敷金は、退去時の原状回復費用としてオーナーに預ける費用です。

敷金の相場は家賃1〜2ヵ月分ですが、物件によっては「敷金なし物件」もあります。

敷金がゼロの物件は、退去時にクリーニング費用や修繕費を実費で請求されるケースが多いため、確認が必要です。

基本的には、物件の案内用紙に敷金の有無が記載されているので、契約前にチェックできます。

礼金

礼金は、貸主への謝礼として支払う費用で、返金はされません。

相場は家賃の1ヵ月分ですが、人気のあるエリアや物件は2ヵ月と設定されているケースもあります。

募集期間が長期化している物件は、礼金が設定されている場合でも、貸主側も早く入居して欲しいため、減額の交渉が通る可能性もあります。

初期費用を抑えるために、長期間募集している物件を選び、礼金の減額交渉をするのも選択肢のひとつです。

前家賃・日割り家賃

前家賃とは、契約時に翌月分の家賃のことです。

日割り家賃は、契約開始が月の途中からとなった場合に、契約開始日から月末までの実際に入居する日数分の家賃を指します。

たとえば、15日から契約開始した場合は、15日から月末まで入居した日数分の家賃を支払う仕組みです。

契約開始日を月初に設定すれば、翌月分の前家賃は初期費用として請求されないケースもあります。

同棲するための予算を超えてしまいそうな場合は、事前に前家賃の請求タイミングを確認しておきましょう。

仲介手数料

仲介手数料は、不動産会社に支払う手数料であり、法律上は家賃0.5ヵ月分が上限です。

不動産会社は、借主が同意した場合のみ1.1ヵ月分まで請求できます。

不動産会社が割引キャンペーンを実施しているケースも多く、仲介手数料が半額や無料になる場合もあるので、募集条件の詳細を確認してみてください。

でふ兄不動産はSNSに特化した不動産会社であり、仲介手数料を含む、初期費用をどこよりも安くして契約できる点が強みです。

内容によっては、20万円以上安くできる可能性もあるので、公式LINEから無料相談を活用してみてください。

保証会社利用料

賃貸物件を契約するときは、家賃保証会社の利用が必須となっているケースが増えています。

家賃保証会社とは、入居者による家賃滞納が発生した場合に、その家賃を大家さんへ立て替えて支払うことを保証する会社です。

保証会社利用料は、貸主が家賃滞納リスクを担保するために用意されました。

契約にかかる費用は、家賃の30〜50％程度が相場で、毎年更新料がかかる場合もあります。

火災保険料

火災保険は、火災や水漏れなどに備える保険で、2年契約で1〜2万円程度が相場です。

多くの賃貸物件は、指定の保険会社を利用する場合が多いですが、割高の保険を勧められるケースもあるため注意が必要です。

不動産会社によっては、自分が希望している火災保険を利用させてくれる場合もあります。

鍵交換費用

前の入居者が合鍵を持っている場合もあるため、鍵交換するのをおすすめします。

防犯上の観点から交換を必須としている不動産会社もあるため、申し込み前に鍵交換の費用はかかるのか確認しておきましょう。

交換費用の相場は1〜3万円ほどです。不動産会社に黙って交換してしまうと、緊急時に部屋に入れなくなり、適切に管理ができなくなります。

契約時に交換せずに、入居後に鍵を交換する場合でも、不動産会社に相談してみてください。

同棲するときの初期費用を最低限に抑える方法

次に、同棲するときの初期費用を抑える方法を紹介します。

本記事を読んでいる大半の方が、「初期費用をとにかく安くしたい」と思っているはずなので、必ず確認してください。

それぞれくわしく見ていきましょう。

礼金・敷金なしの物件を選ぶ

敷金・礼金は初期費用の中でも大きな割合を占めます。敷金礼金ともにゼロの物件を選べば、一気に10万円以上の削減も可能です。

最寄り駅から徒歩15分以上や築年数が経過している場合などは、敷金や礼金を低めに設定しているケースが多い傾向です。

ただし、敷金なしの物件は退去時にクリーニング費用を請求される傾向があるため、契約内容を事前に確認しましょう。

入居日を調整する

入居日を月初に調整すれば、前家賃を抑えられます。数日ずらすだけで2〜3万円程度浮く場合もあります。

ただし、契約時に翌月分を支払わないだけで、月末には支払う必要があるため注意しましょう。

また、家賃が無料になるフリーレントを付けてもらえれば、費用を削減できます。

フリーレントをつけてくれたら契約するというような、不動産会社や貸主にもメリットを感じられる交渉をしてみましょう。

家具・家電は最小限から始める

ベッドや洗濯機など家具・家電は、必要最低限から揃えるのがおすすめです。

1人暮らしで利用していたモノがあれば、引き続き活用し節約しましょう。

家具や家電をムリにまとめて揃えず、少しずつ買い足すことで、家計に負担をかけずに同棲生活が始められます。

中古品やレンタルサービスをうまく活用すれば、新品購入に比べて10万円以上の節約につながります。

引っ越し時期を工夫する

賃貸物件について、1〜3月の繁忙期は引っ越す人が多いため、費用が高くなる傾向があります。

引っ越し時期にこだわらない場合は、4〜8月の閑散期を狙うのがおすすめです。

閑散期になると、引っ越しする人が少なくなるため、交渉も通りやすくなる傾向があります。さらに、引っ越し代金も割安となるケースも多く、数万円単位で抑えられます。

引っ越し時期を工夫して、お得に同棲生活をスタートしましょう。

仲介手数料の安い物件を探す

仲介手数料は、原則家賃の0.5ヵ月分が上限ですが、不動産会社により請求額が異なります。

仲介手数料を無料や半額にしている不動産会社も多く、公式サイトやポータルサイトで情報を発信しているので探してみてください。

ただし、費用を抑えられることから人気が集中しやすいため、早めのチェックが必要です。

でふ兄不動産では、1,000組以上の紹介実績があり、他社の見積もりを送ればプロ目線で不要な項目をチェックし、具体的に削減できるポイントを提案しています。

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同棲するときの初期費用についてよくある質問と回答

最後に、同棲するときの初期費用についてよくある質問と回答を紹介します。

最低いくらあれば同棲できる？

物件の条件にもよりますが、50万円程度は必要です。

ただし、お互い実家から同棲を始める場合は、家具・家電の購入や引っ越し費用を含めるとさらに負担が増えるケースもあります。

初期費用の負担はどうすればいい？

多くのカップルは折半していますが、収入差がある場合は収入割合に応じて分担する方法もあり、不公平感を減らせるケースがあります。

後々のトラブルを避けるために、事前に話し合ってルールを決めておくことが大切です。

家具・家電の費用はどれくらい？

最低限で10〜20万円、新品で一式揃えると50万円以上かかる可能性もあります。

まずは必要最低限から始めて、生活に合わせて買い足していくのがおすすめです。

必要最低限の初期費用で同棲を始めたいならでふ兄不動産に相談しよう

同棲の初期費用は家賃の3〜6ヵ月分が目安となり、50万円程度が必要です。

状況や交渉の仕方によっては、さらに安くできる可能性があります。

しかし、「交渉の仕方がわからない」と悩む方が大半です。

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